こんな方に向けた記事です
- 医療事務をすぐ辞めるメリットとデメリットを知りたい
- 医療事務を始めたけど辞めたくて迷っている
医療事務で働き始めたけど、思っていた仕事と違う。思っていたより何倍も大変だった、なんて思っていないでしょうか?
医療事務は最初は特に大変なことや想像以上に辛いことがたくさんあります。
これから毎日同じ日々が続くとは思いませんが、一度仕事が無理!と思ってしまうと気持ちを持ち直すのはかなり時間がかかります。
ただ、すぐ辞めるのは簡単ですがデメリットもあります。
すぐ辞めるメリットとデメリット、すぐ辞めてもいい場合と辞めない方がいい場合をこれからお伝えしていきますね。
医療事務は想像以上にメンタルやられる仕事だよ。続けられないと思ったら無理はしないでね!
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医療事務をすぐ辞めるメリット
医療事務を始めてすぐ辞める場合のメリットはいくつかあります。
仕事のストレスから解放される
すぐ辞めたいと思う場合は仕事内容が合わない場合があります。
医療事務を希望して仕事を始めても思っていた仕事内容と違うというのはやってみて初めてわかることです。
あとは人間関係もストレスの一つです。
医療現場はとても忙しくゆっくり教えてもらうことは出来ません。職場の人とコミュニケーションをとる余裕もない中で人間関係が上手くいくのはかなりの上級者くらいです。
人間関係は時間をかければよくなる可能性はありますが、一度人間関係が上手くいかないと持ち直すのはなかなか難しいでしょう。
時間を無駄にしなくてすむ
医療事務が自分に合っていないと思いながら仕事をすると、仕事の覚えも悪く、ミスも多くなりがちです。
ミスが続くと更に医療事務の仕事が嫌になってしまいます。
だったら、早く辞めて他の仕事を探す方が時間を無駄にせずに済みます。
医療事務の経験がないのであれば少しでも若い方が就職できる幅が広がるし、他の職種に転職するにしても若いうちから始めた方が有利には違いありません。
自分に合わない職場を選ばなくてすむ
すぐ仕事を辞めたくなるような職場は、職場の人間関係や待遇、仕事内容が他のクリニックなどより大変な所が多いです。
同じ医療事務でも職場によって働きやすさは全然違いますし、たまたま今回就職した医療事務の職場環境が悪い可能性もあります。
あとは、忙しい現場向きの人もいれば、のんびりした職場が合う人もいます。
一度就職してみると自分がどんな職場が合っているのかが分かると思いますのであなたに合った職場を探してみましょう。
自分にも職場にもダメージが少ない
あなたが仕事を始めてすぐの場合は少しでも早く辞める方があなたにとっても職場にとってもダメージが少なくなります。
職場にいる間はあなたを育てるために誰かが時間を使って教える必要があるし、給料を払ったり社会保険料も負担してくれています。
あなたも仕事を任されていると引継ぎの時間が必要になってきます。すぐ辞めたくても引継ぎが終わらないと辞められない可能性もあります。
ですので早く辞めれば辞めるほどお互いの負担が減りダメージが少なくて済みます。
医療事務をすぐ辞めるデメリット
医療事務をすぐ辞めるデメリットもあります。
転職に不利
履歴書にはどんなに短い在職期間でも正社員であれば記載をしておく必要があります。
短い在職期間は必ず辞めた理由を聞かれます。
もし短い在職期間を履歴書に書かなかった場合、空白の期間があれば何をしていたか必ず聞かれます。
しっかり答えられるので
あれば問題ないですが、人間関係や職場環境が悪いなどマイナスな返答をすると採用されないこともあります。
もし短い在職期間だからバレないと思っても社会保険などの記録から入職後には知られてしまいます。
それをきっかけに信頼を失ってしまうこともあり得ます。
いずれにしても医療事務をすぐ辞める場合は転職にかなりの準備を心構えが必要でしょう。
失業手当がもらえない
自己都合ですぐ医療事務を辞めた場合、雇用保険の給付金である失業手当がもらえません。
- 雇用保険に加入していた時期が12カ月以上ある
- 失業状態にあること
- 再就職する意思があること
などの条件があるからです。
すぐに転職先が決まればいいですが、次が決まらない場合は金銭的にかなり厳しいでしょう。
医療事務の経験を積めない
医療事務は経験があると転職が有利になるというメリットがありますが、すぐ辞める場合は医療事務の経験が積めません。
もし今後、医療事務をやらないのであれば関係ないですが、また違う職場で医療事務を続けたいと思っているのであればすぐ辞めるのはデメリットになります。
医療事務の経験として使えるのは最低1年、一人前として採用されるには3年以上の経験は必要です。
辞め癖、逃げ癖がつく
たまたま今の職場が合わないのであれば問題ないですが、どんな仕事でも、どんな職場でも大変なことは必ずあります。
医療事務の仕事は新人の頃は特に大変、辛い、きついことがたくさんあります。
大変なことがあるたびに辞めていては辞め癖、逃げ癖がついてしまいます。
医療事務の仕事が苦痛で向いていないのであれば無理して続ける必要はないと思います。
ただ、辞め癖、逃げ癖がつくと仕事以外のプライベートでもあなたの為になるとは思えないし、あなたの信用もなくなってしまいます。
医療事務をすぐ辞める方がいい場合
こんな場合はすぐに医療事務を辞めてもいいでしょう。
医療事務の仕事内容が合っていない
医療事務を始める前にどんな仕事が想像していたと思いますが、思っていた仕事内容と違う場合があります。
医療事務を始めたばかりで任せてもらえない仕事はもちろんありますが、先輩を見てみたら自分が将来やっていく仕事がわかるはずです。
先輩の仕事を見てやりたくないと思ったらあなたに医療事務の仕事内容が合っていないのかもしれません。
人間関係が上手くいっていない
入った時から人間関係が上手くいっていないのであればすぐ辞めることを考えた方がいいでしょう。
例えば、仕事を教えてもらえない、質問してもあいさつしても無視されるような場合はすぐに辞めていいでしょう。
どうしても今の職場でがんばりたい気持ちがあるのならなんとか耐えることができるかもしれませんが、入った時からそんな態度の人がいる職場が良くなる可能性はほぼゼロです。
医療事務の仕事はたくさんありますし、あなたを受け入れてくれる職場は必ずあるはずです。
すぐ辞めて無理しなくても活躍できる職場に転職しましょう。
やりたい仕事が別にある場合
他にやりたい仕事があるのに医療事務の仕事を始めてしまったのならすぐに辞めて、やりたい仕事をやりましょう。
人生はあなたが思っているより短いです。あっという間に1年過ぎて、20代も終わり30代もすぐ終わりますよ。
20代なんて体力は余裕であるし、好奇心もあるし、吸収も早いです。
わたしは40歳目前なので今と比べるとよーーーく分かります。
そしてチャレンジするなら若い方が怖さは少なくて済みます。
興味があるときにやりたいことをやっておかないと必ず後悔します!
医療事務をすぐ辞めない方がいい場合
こんな場合はすぐに辞めないほうがいいでしょう。
医療事務の仕事が向いているかわからない
医療事務の仕事を始めたばかりで、大変なことがたくさんあって向いているか分からないし、続けられるか不安な気持ちになるのは分かります。
でも辞めるのはまだ早いです。
医療事務は続けないと仕事の楽しさややりがいは感じられません。
医療事務の1年未満は大変なことが多いです。
続けることで目の前しか見えなかったのが、少し周りが見えるようになり、無駄としか思えない仕事が何のためにあるのかわかってきたり、いろんなことが分かってくるようになるのです。
これは続けないとわからないことです。
そしていろんなことが分かるようになってきたときに、あなたが本当に医療事務に向いているのかどうかが分かります。
ですので、すぐ辞めるのはもったいないです。
給料が思ったより安い
初めてもらった給与明細を見て辞めようと考えたあなた、まだ辞めるのは早いです。
最初聞いていた基本給より手取りの金額がかなり安くてがっがりした記憶はわたしにもあります。
社会保険や税金が引かれるので手取りはかなり安くなります。
しかし、大体の医療事務は1年に1回昇給がありますし、ボーナスが一般企業よりもらえることもあります。
ですので、ボーナスが出るまではがんばって続けてみましょう。
月額の手取りが少なくてもボーナスがあるので年収にすると事務としては平均的な金額がもらえます。
長く勤めるとそれなりに昇給していきますし、安定している仕事なので突然失業することもありません。
【最後に】医療事務をすぐ辞めるメリットデメリット
医療事務には向き不向きがあると思っています。
自分で判断できればすぐに辞めるべきか辞めない方がいいか決断できますが、判断できない場合はどうしたらいいのか分からなくなります。
医療事務を始めたばかりで迷った場合は続けた方がいいと思います。
辞めるのはいつでもできますから。
1年以上続けても辞めたい気持ちが変わらないようでしたら辞めてもいいでしょう。
しかし、どちらにしても最後に決めるのはあなたですから後悔しないように決断してくださいね。