医療事務のやりがいや魅力とは?楽しい?大変なことの方が多い?

この記事でわかること

  • 医療事務のやりがいとはいったい何?
  • 医療事務の魅力や楽しい時
  • 医療事務が大変なこと

医療事務の仕事にやりがいを感じる時はあるのでしょうか?

わたしは10年以上医療事務を続けていますが、大変なことの方が多い仕事だと思っています。

どんな仕事も一緒だと思いますが、医療事務をやっていて毎日楽しくて仕方がないなんて人はめったにいないと思います。

ただ、魅力的に思うことや、楽しいと思える瞬間も今まで経験したことはあります。

それはどんな時なのでしょうか?

これから医療事務でやりがいを感じる時や楽しい時、どんな時が大変かお伝えしていきます。

医療事務のやりがいってなんだろう?考えれば考えるほどわからなくなったよ、、、

目次

【医療事務のやりがい】とはいったい何?

いきなりですが、「仕事のやりがい」とはどういう意味なのでしょうか?

「やりがい」とは、仕事をすることで精神的に満たされる価値観や理由がある状態を指します。具体的には、成長意欲のほか、達成感や充実感などの手応え、悔しさをバネにする熱意など、人によってさまざまです。

ライフワークスより引用

では、医療事務のやりがいと言えば一般的に言われているのはこんな感じでしょうか。

  • 感謝される
  • 社会貢献が出来る
  • 患者さんとコミュニケーションが取れる

確かに感謝されたら嬉しいし、医療の知識が身につくのもありがたいし、病院やクリニックは社会になくてはならないものだし、患者さんに顔を覚えてもらえたら仕事も楽しくなるでしょう。

でもそれがやりがいと言われると、きれいごとのように聞こえてしまうのはわたしだけでしょうか?

仕事のやりがいは、それがあるから頑張れるというものですよね?

少なくともわたしは、「一般的に言われる医療事務のやりがい」をやりがいとして感じたことはほどんどありません。

仕事だからやっている、という義務感の方が強いのです。

なぜなのかを考えてみると、直接治療に関わるのは医師や看護師さんで、医療事務はそのサポートでしかありません。

いつも、医師や看護師さんの代わりに感謝されていると思っているのでやりがいとして感じないのかもしれません。

【医療事務のやりがい】医療事務の魅力や楽しい時

「一般的に言われる医療事務のやりがい」をやりがいとして感じたことはないですが、医療事務の仕事に魅力を感じたり、楽しいと思ったことはあります。

医療の知識が身につく

医療機関というのは、一般の会社と違って特殊な世界です。

今まで生きてきて聞いたことのない専門用語にたくさん出会います。

そして、働いていると専門用語がどんどん分かるようになります。

あとは、働いている科にもよりますが、治療の目安がわかります。

例えばわたしは整形外科で働いている期間が長いので、スポーツ選手が膝のじん帯のけがをすると復帰するまでに最低でも半年はかかるのがなんとなくわかります。

他には、医療の専門用語は分かるけど実際の治療現場のことはわからないので、医療関係のドラマを純粋に楽しめます。

仲のいい看護師さんは、医療ドラマは現実と違い過ぎて観る気にならないと言っていましたが、医療事務は違いがよくわからないので違和感なく楽しめます。

少しの風邪なら診察してもらえる

内科限定かもしれませんが、少し風邪っぽいから薬を飲んだ方がいいかな?というときに仕事中に診察してもらえます。

もちろん患者さんが優先なので、先生の手の空いたときや、一番最後になることもありますが、すぐに診てもらえて薬の処方もあるのは医療事務や医療現場で働いている人の特権だと思います。

仕事が終わってクリニックに診察に行こうと思うと結構大変ですが、仕事中に診てもらえるのでとてもありがたいです。

他には、腰痛で湿布を処方してもらったり、花粉症で内服薬や目薬を処方してもらったり気軽に診察してもらえます。

わたしは持病で月1診察が必要なのですが、主治医の病院で働いていたため、いつも仕事中に診察してもらえ、処方もしてくれたのでとても助かっていました。

病院やクリニックによっては、福利厚生で治療費の一部を後で返金してくれたり、全額返金してくれる太っ腹な医療機関もあります。

仕事の成長がわかりやすい

医療事務の仕事はレセプトが出来て一人前だと思うのですが、自分がどこまで出来るようになったかで成長が分かりやすいです。

受付⇒レジ⇒会計入力⇒レセプト 

医療機関によって違いはあると思いますが、こんな順番で覚えていくのではないでしょうか?

目標がある分、出来るようになると仕事が楽しいと思えます。

転職しても通用する

これは経験者の人はわかると思うのですが、一度身についた医療事務の知識は他の病院やクリニックに行っても十分通用します。

もちろん、病院やクリニックごとにやり方の違いはありますが、最低限の知識があるだけでも仕事のやりやすさは全然違います。

気軽に転職出来て通用するのは医療事務の魅力です。

達成感を感じる時

達成感を感じると仕事が楽しくなってくることはあります。

達成感を感じる時はこんな時です。(入院担当なので共感できる方は少ないかもしれませんが)

  • 患者さんが多い日にトラブルやクレームなく1日が終わった時
  • 退院会計で患者さんの迎えが来るまでに請求書を出し終えた時
  • 入院中の患者さんの支払いが全員スムーズに完了した時
  • 支払いが難しそうな患者さんに前もって話をして退院の時支払いが無事完了した時
  • レセプト点検を先生にお願いして指摘がなかった時
  • レセプトの返戻がないか、少ない時
  • 就業時間前にやるべきことが終わり、時間ぴったりに帰れるとき

仕事の達成感はやりがいに匹敵するものだと思います。

【医療事務のやりがい】どんな仕事でも自分なりの目標を見つける

医療事務の仕事は大変なことの方が多くやりがいは見つけづらい仕事だと思います。

しかし、自分なりに目標を立てて毎日の仕事をこなしていると目標達成することが楽しくなってくることがあります。

わたしが医療事務を10年以上続けてこられたのは、自分なりに目標を見つけて達成することで達成感を感じていたからだと思います。

くだらないことでも目標があるのとないのではやる気が違ってきますがら試しにやってみて下さい。

医療事務の現実が知りたい方はこちら>>医療事務が辛い!大変!辛いのはこんな時!乗り越えるにはこうしよう!

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この記事を書いた人

医療事務歴13年、1歳、4歳のママで現役医療事務。(時短勤務)
医療事務歴 正社員→派遣から正社員→パート→時短
主に病院の入院会計担当。資格なしからの就職、転職などの経験を元にブログを書いています。

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