歯科医療事務が難しい理由とは?仕事内容や人間関係?何が大変なの?

歯科医療事務が難しい理由とは?仕事内容や人間関係?何が大変なの?

こんな方に向けた記事です

  • 歯科の医療事務を目指している
  • 歯科の医療事務はどんなことが難しいのか知りたい

歯科の医療事務は難しいよ!と聞いたことはないでしょうか?

医療事務は他の職種と違って事前に勉強する機会がないか、あっても少ないので医療現場に初めて行くと難しくてついていけるのか心配になる人がほとんどです。

歯科の医療事務はどんな時に難しいと感じるのか、その理由をこれからお伝えしていきます。

小学1年の時に前歯が折れた時から歯科にはよく通っていた!
怖い印象はなかったからいい歯医者さんだったのかな?

目次

歯科医療事務が難しい理由は?【仕事内容編】

なぜ歯科の医療事務は難しいと言われてしまうのでしょうか?

仕事量が多い

歯科の医療事務の仕事内容は治療以外はほとんどやると言ってもいいでしょう。

受付、電話対応、会計、レセプト、診療のアシスタント(歯科助手)、在庫管理など仕事量はかなり多いです。

もちろん歯科医院の規模によって仕事が分かれている場合もありますが、小規模の歯科医院では人数が少ないので医療事務への負担は多くなります。

そのため最初の3か月は仕事を覚えることで精いっぱいですし、仕事を覚えてからも時間内に患者さんを待たせないように毎日必死です。

段取りが悪くなってしまった時の歯科医師や歯科衛生士さんからのプレッシャーは辛いものがありますよね。

治療内容が難しい

会計やレセプトを担当する医療事務は治療内容を理解していないと正しく請求ができません。

まずは歯科に関する専門用語を覚えるところから始まります。

聞いたことのない言葉を毎日聞く日々、忙しくて聞いたり調べる時間もなくてそういった部分も含めて難しいと感じます。

病名が難しい

歯肉炎、それは聞いたことあるのでなんとなくわかります。

う蝕症、虫歯?読み方も書き方も難しいですね。

歯髄炎、根尖性歯周炎、叢生 、エナメル質形成不全、聞いたことがない病名がたくさんあります。

病名もわからないし、どんな状態のことを言う病名なのか、最初はさっぱりわかりません。

略称が多い

漢字の病名もよく分からないのに略称も多い歯科。

G、P、C、Hys、Pul、Per、など、なんでアルファベット1文字なの?などハテナがいっぱいです。

しかし不思議なものでそのうち慣れてきて略称を見ればどんな状態なのかすぐわかるようになってきますが、最初の頃はさっぱりわかりません。

何をどう覚えたらいいのかも分からず難しくて心が折れそうになってしまいます。

歯科の医療事務が難しい理由は?【環境編】

なぜ歯科は難しいと言われるのでしょうか?次は環境編です。

職場に合わない人がいる場合

大学病院の歯科など以外は個人の歯科医院で働くことが多い歯科の医療事務ですが、

少人数の中で働くため、合わない人がいると続けることが難しくなります。

まずは医師と上手くいかなければ仕事のモチベーションもあがらず、新しいことを覚える気にもなりません。

他には歯科衛生士、同僚の医療事務も関わらないわけにはいかないので苦手なタイプがいるとどうしても働き続けるのが難しくなってしまいます。

仕事のできない人がいる場合

少人数の職場が多くチームワークが大切な歯科医療事務の職場が多いですが、一人でも和を乱す人がいると仕事の効率が悪くなってしまいます。

医師や歯科衛生士の仕事をサポートすることが多い医療事務は先を読んで仕事をすることで、効率よく診療が回っていきます。

しかし中には先が読むのが苦手、マイペースな人もいます。

そんな人が一人でもいると職場の和が乱れ、ピリピリとした空気になり、緊張感が増し、ミスも多くなってしまいます。

歯科医療事務は難しいけどやりがいもある?

難しいと言われる歯科医療事務ですが、やりがいはあるのでしょうか?

頼られると嬉しい

最初の1年は仕事が大変すぎると思いますが、仕事が慣れてくると診療の流れや、医師を含む同僚の性格、仕事のやり方などもわかってきます。

慣れてくると患者さんの問診の段階でどんな治療をするのか分かるようになってきて、仕事も先読みして動けるようになります。

そうすると医師も歯科衛生士も医療事務に頼ることが多くなり、やりがいを感じることも増えてくるでしょう。

常連の患者さんとのやりとり

定期的に通院する患者さんが多い歯科医院では、いつも見かける顔ぶれが増えてきます。

最初は歯が痛くて大変な状態だった患者さんも、治療を終えた後、定期的に歯の健診を受けることで治療が必要ない状態で通うことができます。

そんな患者さんを見ると、歯が痛くなくなってよかったなと純粋に思えます。

逆に患者さん側も口に出すことはありませんが、いつも同じ人が受付にいることで安心して通院ができるのです。

少し言葉を交わすことも増えてきて、患者さんに感謝されることでやりがいを感じることもあります。

【まとめ】歯科医療事務が難しい理由とは?

歯科医療事務は専門的な知識を学ぶ必要があり、人間関係も上手くいかないと続けることが難しいことが分かったと思います。

しかし上手くいけばやりがいもあって楽しく働くことができますし、歯科医院は全国どこにでもあるので、ライフスタイルに合わせて働くことが可能です。

正直、どんな仕事でも大変じゃない仕事なんてありません。

やってみたいと思っていたら考えすぎずにやってみることが大切だと思います。

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この記事を書いた人

医療事務歴13年、1歳、4歳のママで現役医療事務。(時短勤務)
医療事務歴 正社員→派遣から正社員→パート→時短
主に病院の入院会計担当。資格なしからの就職、転職などの経験を元にブログを書いています。

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