こんな方に向けた記事です
- やりたい仕事は決まっていないが何か資格をとったほうがいいのかな?と思っている
- 医療事務か簿記どちらの資格をとるか迷っている
どんな資格をとろう?もしくは医療事務か簿記どちらの資格をとるか迷っていませんか?
ちなみに医療事務には簿記の資格はまったく必要ありません。
また、簿記の資格が活かせる職場で働くなら医療事務の資格は必要ありません。
医療事務と簿記の資格どちらをとるのがいいか比べてみると簿記の方が働ける仕事が多いことが分かりました。
これからそれぞれの資格のメリットや働ける仕事をお伝えしていきます。
短大で簿記の授業を受けたけど内容は1ミリも覚えてない!
簿記をやってた人は電卓打つのがとんでもなく早いからそれは医療事務に使えるかも!
- 全国平均合格率の3級は2.65倍、2級は3.69倍!
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- 指導実績50年以上
- 1講義が30〜40分とコンパクトなのでスキマ時間で勉強できる
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医療事務か簿記で使える資格はどっち?
では二つの資格を比べていきましょう。
医療事務の資格 VS 簿記の資格
医療事務資格 | 簿記資格 | |
---|---|---|
資格の種類 | 民間資格 | ※文部科学省・経済産業省などの省庁や大臣などが認定している資格 | 公的資格
知名度 | 高い | 高い |
就職・転職 | 経験者優先 | 有利 |
有名な試験・資格 | 医療事務認定実務者®試験 診療報酬請求事務能力認定試験 | 日商簿記 全経簿記 全商簿記 |
試験の難易度 | 高い~低い幅広い | 合格率10~50% |
履歴書 | 書けるが就職に有利? | 書けるし十分アピールできる |
仕事の幅 | 医療機関のみ | 幅広い |
簿記の方が有利なことが多いのが分かります。それぞれの資格の特徴をみていきましょう。
医療事務資格の特徴
医療事務の資格は医療に関する基礎知識や、診療報酬明細書(レセプト)についての知識があることを証明するものです。
医療事務の資格は知名度がありますが、なくても働けるくらいなので働く上で資格の重要性は低いです。
医療事務の資格がとれる試験は多くありますが民間の資格しかないので、履歴書に書いてあっても優先的に採用されるということもありません。
しかし診療報酬請求事務能力認定試験(令和7年度で終了予定)のように難易度が高く、就職に有利とされている資格もあります。
難易度は資格によって全く違い、医療事務認定実務者®試験のように毎月実施されていて合格率80%の資格もあれば、
診療報酬請求事務能力認定試験のように6か月に1度の実施で、合格率37%の試験もあります。
医療事務の資格が使えるのは医療機関のみで、それ以外の業界で使えることはありません。
簿記資格の特徴
簿記は経理業務に必要な知識をはじめ、財務諸表を読み解く力、企業の財務状況を理解する力、さらには経営管理・経営分析をする力が身につきます。
どんな所でもお金の動かない職場はありません。
売上があったり、銀行からお金を借りたり、取引先とのやりとりがあったり、給料を払ったり、税金を払ったり、社会保険料を払ったり、、、
ビジネスの基本となる簿記の知識があって困ることはまずありません。
ちなみに日商簿記、全経簿記、全商簿記の違いですが、日商簿記は「社会人」、全経簿記は「経理専門学校の生徒」、全商簿記は「商業高校の生徒」が受けることが多く、
就職に有利な資格は認知度が高く、難易度が高い「日商簿記」と覚えておいてください。
簿記の資格は難易度が高い
しかし難易度が高いと言われている簿記の資格。
最も知名度がある日商簿記の合格率は、簿記3級が40~50%、簿記2級が20%程度、簿記1級が10%程度となっています。
3級でも100時間程度の勉強量が必要で、1級となると500~1,000時間近くの時間が必要と言われています。
勉強は大変ですが、そこで得た簿記の知識を活かして、
- FP(ファイナンシャルプランナー)
- 中小企業診断士
- 税理士
- 公認会計士 など
国家資格に挑戦し、仕事としてやっていくことも十分可能です。
働く場所は様々で、会社勤めで経理や会計で働くことも可能ですし、銀行、税理士事務所、会計事務所、も直接簿記の資格を活かせます。
また一見関係なさそうな、営業やサービス業などでも簿記の知識があると仕事の幅が広がります。
医療事務と簿記の資格!どっちを選ぶ?
答えは働きたい場所で選ぶ!です。
医療機関で働きたいなら医療事務
医療に興味がある、病院やクリニックで働きたいと思っているなら医療事務一択です。
簿記の資格を持っていても医療事務には全く必要ないので、医療事務の勉強をし資格をとって就職活動をすることが一番です。
医療事務の資格は診療報酬請求事務能力認定試験(令和7年度で終了予定)以外は就職活動に有利にはならないことが多いですが、
勉強しておらず全く何も知らずに医療機関で働くとわけが分からずついていけません。
ある程度知識を得てから働いた方が挫折することなく続きやすいので、すぐ辞めないためにも資格をとってしっかり勉強しておきましょう。
就職に有利な資格は簿記
何もやりたいことはないけど、有利な資格をとっておきたいなら簿記がいいでしょう。
もしくは経理・会計の部署、銀行、税理士事務所、会計事務所で働きたいのであれば簿記をとっておきましょう。
日商簿記2級以上の資格を持っていれば履歴書に書いても十分アピールになります。
どんな仕事をするにしても簿記はビジネスの基礎となる知識なので勉強して損にはなりません。
会社員としても使える資格ですが、将来フリーランス(個人経営者)になった時も簿記の知識があると事業のお金の流れを把握しやすくなります。
今はまったく考えたことがないかもしれませんが、最近では働き方の選択肢が増えているのであなたが10年後はフリーランスとして活躍している可能性は十分あります。
簿記の仕事を探すならjobuddy(ジョバディ)で探してみてはどうでしょうか?
ジョバディは未経験でも挑戦できる求人がメインで、これから簿記を取得し求人を探すのに
向いている求人サイトです。
実際に見てみましたが、簿記の資格があれば未経験でもokの求人がたくさんありました。
jobuddy(ジョバディ)のサイトをぜひ見てみて下さい!
医療事務と簿記の資格をとるなら通信講座!
独学でも勉強はできますが、勉強が昔から得意!とか資格をとるのが得意!という人以外は通信講座がおすすめです。
費用が掛かるデメリットはありますが、テキストや問題集を集める手間がはぶけ、資格取得のための勉強ができるので効率がいいからです。
医療事務の資格でおすすめの通信講座
医療事務の資格はたくさんありますが、もし何を受けるか迷っているならこの一冊をおすすめします。
医療事務を試験を受けようと思っていても医療事務の試験ってたくさんあって迷ってしまいますよね。
そんな時におすすめしたいのが「初めて学ぶ医療事務 基本からわかり試験合格をめざす」です。
この本には以下の医療事務で人気がある試験の概要と出題例が載っています。
- 医療事務認定実務者 試験
- 医療事務技能認定試験
- 医療事務技能審査試験〈医科〉メディカルクラーク
- 医科医療事務管理士 技能認定試験
- 医科2級医療事務実務能力認定試験
- 診療報酬請求事務能力認定試験
それぞれの試験がどれくらいの難易度か分かり、どの試験を受けたらいいか参考になる初心者向けの1冊です。
医療事務初心者におすすめの資格は医療事務認定実務者
試験で、おすすめの通信講座はこちらの2つです。難しくても医療事務の就職に有利な資格をとりたいなら診療報酬請求事務能力認定試験で、おすすめの通信講座はこちらの2つです。
- ヒューマンアカデミー通信講座「医療事務+診療報酬請求事務能力認定試験対策セット講座」
通信教育フォーサイトの診療報酬請求事務能力認定試験(医科)通信講座
※フォーサイトは診療報酬請求事務能力認定試験が令和7年12月で終了が決まったため閉講しました。
詳しくはこちらの記事を参考にして下さい。
簿記の資格でおすすめの通信講座
今回は日商簿記2・3級におすすめの通信講座を紹介します。
フォーサイトのおすすめポイント!
- 全国平均合格率の3級は2.65倍、2級は3.69倍!
- 目標が満点ではなく合格なので最短2か月で取得できる
- いつどんな時でも勉強できるコスパのいい教材を使用
- 受講料は7,800円~45,800円
クレアールのおすすめポイント!
- 指導実績50年以上
- 1講義が30〜40分とコンパクトなのでスキマ時間で勉強できる
- 電話・メール・インターネット通話(スカイプ)で質問が何度でも可能!
- 受講料は50,000~53,000円
スタディングのおすすめポイント!
- 2022年度合格報告1,000名以上!
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- 受講料は3,850円~21,800円
医療事務か簿記どちらの資格がいいの?まとめ
医療事務か簿記どちらの資格がいいのかは、どこで働きたいかで選べばいいことがわかりました。
医療事務で働きたいなら医療事務の資格だけをとればいいですし、
働きたい仕事が決まっていない、もしくは医療機関以外で働きたいのであれば簿記の資格(日商簿記2級以上だとなお良い)のほうがいいことも分かったと思います。
わたしは医療事務として働いていますが、簿記の方が使える仕事が多いことを知っていれば短大の時にもう少しがんばって勉強していたかもしれません。(うーん、ほんと?)
簿記の資格について調べれば調べるほど資格がとりたくなってしまいます。
新しいことを学のは楽しいですからね!