医療事務を辞めたいのに辞められないのはなぜ?なかなか辞めない人とすぐ辞める人

医療事務を辞めたいのに辞められないのはなぜ?なかなか辞めない人とすぐ辞める人

こんな人に向けた記事です。

  • 医療事務を辞めたいと思っても辞められない人
  • 辞めたいと言っているのになかなか辞めないタイプ
  • 仕事が出来る人ほど何も言わずに退職していく理由

医療事務や今の職場をいつか辞めてやる!と思いながら気づけは1年経っている。

今年こそ辞める!と思いながら今のところ何も行動に移せていないなんてことはないでしょうか?

もしくは、「もう辞めたい」が口癖の職場の先輩や同僚。

おそらく3年後も「辞めたい」と言いながら今と同じように働いているでしょう。

なぜ辞めたいのに辞められないのでしょうか?

そこにはあなたも気付いていない理由があるかもしれません。

仕事が出来る人ほど何も言わずに突然退職していくよね。

目次

医療事務を辞めたいと思っても辞められない人

仕事を辞めたくても辞められないあなた。

家族や友達に相談すると「辞めたければ辞めればいいじゃん」と簡単に言われて「そんな簡単に辞められたら苦労しないよ!」なんて思っていませんか?

ではなぜあなたが仕事が辞められないと思っているのでしょうか?

理由は主に3つあります。

  • 責任感が強く真面目である
  • 周りの目が気になる
  • 辞めた後が不安

責任感が強く真面目である

あなたは自分でそう思っていないかもしれませんが、以下のように思ったことがあれば当てはまります。

  • 辞めるなら1年以上前や半年以上前に言わないといけないと言われている
  • 職場の人に代わりの人が見つかるまでは辞めてはいけないと言われている
  • 人手不足で自分が辞めた後に残った人たちが大変だから辞められない
  • 辞めるのは逃げることになると思っている
  • 辞めようと思っているのに他の人が先に辞めてタイミングを逃している

責任感が強く真面目なあなたは言われたことを守るし、中途半端はダメなことと思っているかもしれません。

責任感が強く真面目な人は職場にとってありがたい人材です。

しかし、あなたにとっては足かせとなっているのです。

辞める人は誰に何を言われても自分が辞めたい時に自分のタイミングで辞めます。

あなたは辞めたいという自分の気持ちを尊重できていますか?

周りの目が気になる

  • 上司に引き止められたり、考え直してほしいと言われる
  • 親に辞めることを反対されている
  • まだ医療事務を始めて期間が短い
  • 辞めると言った後先輩や同僚とどう接したらいいのかわからない

社会の一員である限り周りの目を気にしないなんてことは出来ないですよね。

お世話になった上司がいたり、専門学校や資格をとるためのお金を出してくれた親がいたり、辞めるのは気が引けるのはわかります。

もしくはまだ医療事務を始めたばかりで転職に影響がないか心配だったり、辞めるのを知った先輩や同僚と気まずくなるのが嫌なのもわかります。

もし周りの目が気になるのなら今まで通り嫌なことは我慢してください。これまでのように医療事務を続けるだけです。

「辞めたいなー」と思いながら今までと同じように仕事を続けて下さい。

そんなの嫌だと思いましたか?

残念ながら周りの目を気にするなら何もできないんです。

一番に大切にしてほしいのはあなたがどうしたいかということです。

周りの目を気にして我慢するか、勇気を出して行動し新しい道に進むかあなたが選べるのです。

辞めた後が不安

  • 転職先がすぐ見つかるかわからない
  • 転職先で上手くやっていけるか不安
  • お金が貯まってない

正直辞めた後が不安と思っているのであれば、今の仕事のまま我慢した方がいいと思います。

不安な気持ちのまま転職活動をすると今と同じような環境の職場に転職する可能性が高いです。

「心配事の9割は起こらない」と言われていますが、不安な気持ちがネガティブな行動につながってしまうことはあります。

逆に開き直る勢いで、辞めてもなんとかなる、なんとかする!くらいの気持ちで行動できれば辞めて転職してもいい結果になりやすいです。

お金は月に1万でもいいので貯めておきましょう。

月に1万で12万。年2回のボーナスで10万ずつで20万。1年あれば32万貯まります。

働いた年数にもよりますが、失業手当が退職から約2か月経てばもらえます。

32万あれば約2か月分の給料です。

失業手当が出るまでなんとか過ごせる金額が貯まります。

辞めたいと言っているのになかなか辞めない人とは?

あなたの職場にもいませんか?「辞める!辞めたい!」といつも言っているのになかなか辞めない人。

正直早く辞めて欲しい人ほど「辞めたい」と言っている気がします。

仕事が出来ない人

仕事が出来なくて「辞めたい」といつも言っている人は自分の存在価値を認めて欲しいと思っています。

誰かに引き止められることで、この職場に必要な人間なんだと思いたいのです。

自分は価値のない人間だと自分で言っているようなものですけどね。

長く勤めている人

お局的な立場の人に多いのですが、「自分がいないと職場が回らないと思っている」パターンです。

長く職場に勤めていて、仕事を全部把握しているので自分が辞めたら周りの人が困ると思い込んでいる人です。

責任も重くなっているので「辞めたい」けど辞められない。(と本人は思っている)

自分だけが抱えている仕事を周りに教えてくれないので実際辞めたら困ることもあるかもしれませんが、それは一時的なことです。

半年もすればいなくなることでより仕事がしやすくなることの方が多いです。

そういう人に限って人間的に問題があり、その人が原因で辞めていく人も多いのですが本人は自分が原因とは思っていません。

「辞めたい」と言う時はこう思っています。「実際わたしが辞めたら困るよね」

周りの人たちは「仕事の引継ぎして早く辞めてくれ」と思っています。

愚痴を言って発散している

「辞めたい」というは愚痴の一つの場合があります。

仕事に対して不満があって共感して欲しいのです。

こんなにがんばってるアピールだとも言えるでしょう。

辞める予定がないのに「辞めたい」と言うどうなるか?

一緒に働いている同僚や先輩から「辞めたい」と聞くのはけっこうショックなことです。

そして毎回聞いているとそのうち対応が面倒になってきます。

あなたが本気じゃないのに「辞めたい」と言ったセリフを聞いた同僚や後輩は、「ここは辞めたくなるような職場なんだ!じゃあわたしも辞めた方がいいかも。」という考えになっていきます。

そして、何か嫌なことが起きるとそれをきっかけに本当に辞めてしまいます。

そして「辞めたい」と言っている本人は辞めずに残っている。

周りの人はこう思います。「あの人辞めたい辞めたい言ってるけど全然やめる気ないよね。早く辞めてくれないかな。」

そして信用も無くしてしまいます。

「辞めたい」という人の対応はどうする?

「辞めたい」と言ってなかなか辞めない人がいたらどうやって対応しますか?

最初の頃は真剣に話を聞いていてもそのうち「またか」と思うようになって聞くのも面倒になってきます。

「そうなんですね。辞めたいんですね。大変ですね。」と適当に返事をしておきましょう。

わたしと一緒に働いている人にも「早く辞めたい」といっている人がいます。

長く勤めているお局タイプです。

その人は医事課の中では一番上なので「代わりの人が見つかったら辞める。上(院長や院長婦人)には早く代わりの人を探してと言っている」と言っていました。

それを聞いた時にわたしが思ったのは「こいつ(口が悪くてすみません。関係性は察してください)辞める気ないな」でした。

わたしは「代わりの人がいなくても職場はなんとかなりますよ。早く辞めたらどうですか?」とお伝えしましたが、本人には響いてないと思います。

その人のせいで後輩がたくさん辞めているので早く辞めてくれた方がいいと思っています。

間違いなくその人は3年後もいると思います。

仕事が出来る人ほど何も言わずに退職していく理由

仕事が出来る人は判断が早いので、職場の居心地が悪ければ早く辞めようと判断します。

そして周りに気遣いもできるのでトラブルなくスマートに辞めたいと思っています。

辞めると言ったら周りに引き止められることが分かっているので、必要最低限人にだけ辞めることを伝えます。

その結果「何も言わずに辞める」という選択になるのです。

最後に

辞めたいならあれこれ考えずに辞めるための行動をとるしかありません。

行動しないのであれば今のままで変わらずいることを自分が望んでいるのです。

「辞めたい」と言って辞めない人も一緒です。

辞めるなと言われているとか、誰かに悪いからとか人のせいにしている間は一生そのままです。

その職場で働き続けることを選んでいるのはあなたです。

あなたがいる場所はそこでいいですか?

辞めるまでの流れを知りたい方はこちら>>【医療事務の退職】辞め方、辞めるまでの流れを知れば円満に退職できる

辞めるか迷っているあなたにおすすめの記事>>医療事務を辞めるか迷っていると〇〇が乱れて正しい判断が出来なくなる?!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

医療事務歴13年、1歳、4歳のママで現役医療事務。(時短勤務)
医療事務歴 正社員→派遣から正社員→パート→時短
主に病院の入院会計担当。資格なしからの就職、転職などの経験を元にブログを書いています。

目次