医療事務の退職!辞め方や辞めるまでの流れを知れば円満に退職できる

こんな人に向けて記事を書いています

  • 医療事務を辞めたいが何をしたらいいかわからない
  • すぐに辞めたいわけではないが辞めるまでの流れが知りたい

医療事務を辞めたいと思っていてもどうやって辞めるのかイメージがわかないですよね。

初めて仕事を辞める時は無事辞めることが出来るのか不安だと思います。

でも大丈夫です。しっかり手順さえ踏めば円満に退職出来ますよ。

医療事務で退職するまでの流れをぜひ把握していって下さいね。

辞めたことがない人は辞めるまでの流れが分かるだけでも安心だね!

すぐに辞めたいあなたはこちら>> 【医療事務をすぐ辞める方法】即日退職できる退職代行のおすすめ3選

目次

【医療事務の退職】の流れ!まずは【就業規則】を確認しよう

通常は、辞めたいと思ってもすぐに退職!とはなりません。

退職の意思を報告→引継ぎ→退職 の流れがあります。

意思を伝えるのにも事前に伝える必要がありますが、就業規則で決まっていることがほとんどです。

例えば、1か月前や3か月前までに退職する意思を伝える必要があるなどと書いてあります。

就業規則を確認し何カ月前までに退職の意思を伝える必要があるのか把握しておきましょう。

就業規則を見たことがない場合

就業規則を見たことがないという人もいるかもしれません。

従業員が常時10名以上いる職場は必ず就業規則を作成する義務があり、更に就業規則は職員が自由に見られるようにしておかなければならないということが法律で決まっています。

もしかしたら知らないだけでどこかにある可能性が高いので先輩などに確認してみましょう。

それでもない場合は労働基準監督署に確認できることもあるようですが、閲覧の申請に職場とのやりとりが必要などハードルが高いので出来たら職場で見る方が手間はかかりません。

退職が決まっている人、退職した人に聞く

もしどうしても就業規則が見つからない場合は、退職が決まっている人や退職した人に聞くのが手っ取り早いです。

いつ退職の意思を伝えて、いつ退職するのか(退職したのか)を経験者に確認することで、あなたの退職を希望する日から考えていつまでに退職する意思を伝えた方がいいかわかるでしょう。

もしあなたが試用期間中であれば最低2週間前までに退職する意思を伝えるようにしましょう。

【医療事務の退職】次の就職先を決めてから退職することを報告

医療事務として十分な戦力となっている場合

  • 退職を考え直してほしい
  • 引継ぎの為に退職する日にちを延ばしてほしい

と言われる可能性があります。

医療事務をやっているあなたならわかると思いますが、医療事務の現場は忙しくゆっくり教えている余裕はありません。

勤めている医療機関の規模にもよると思いますが、大抵の職場では代わりの人を募集をするなら経験者など即戦力になる人材を募集します。

しかし医療事務は人材不足で、ほとんど応募がないか、資格をもっているだけの未経験者など、なかなか即戦力になる人材は応募してきません。

退職するまでに引継ぎする人が決まらない可能性もあるのです。

つまり退職の期限を決めて報告しないとずるずる退職日を延長される可能性があるということです。

嫌で辞めるわけではなければ延長してもいいと思いますが、辞めたいと思った時点で少しでも早く退職したいと思っているのではないでしょうか?

次の就職先を決めておけば転職先の都合もあるので退職日を延ばすことは出来なくなります。

まずは直属の上司に伝える

退職する意思を伝えるのは直属の上司です。

医事課であれば医事課長、主任やリーダーがいたらその人に、事務の役職者がいない場合クリニックや診療所であれば院長に伝えましょう。

退職願を書いて伝える

退職願は退職したいという意思を伝えるために必要な書類です。

確実に辞めたい場合は事前に退職願を準備しておいた方がいいでしょう。口頭だけだと辞めたい意思が確実に伝わらない可能性もあります。

書き方はネットで調べると出てきますので見ながら書いて、退職の意思を伝える際に持っていきましょう。

退職願の便箋のセットというのがあって文房具屋さんやネットなどにも売っています。

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退職願と退職届の違い

退職願は希望を伝えるもの、退職届は退職することが決定する書類です。

経験上、退職する意思を伝える時に退職願を出して、その後退職が決まったら退職届を出すということが多いです。

退職届は職場に決まった書類があってそれを書いて提出することもありましたがなければ、ネットなどで調べて記入すれば問題ないと思います。

ちなみに辞表は役職がある人が出すものになるので、一般的な医療機関の職員は出すことはありません。

【医療事務の退職】辞めることが決まったらすること

辞めることが決まったらすることがあります。

  • 最低3か月生活できる金額を貯金する
  • 保険証を国民健康保険か任意継続か家族の扶養に入るか決めておく
  • かかりつけ医や眼科(コンタクト処方)に受診しておく
  • 転職活動をする
  • 退職時に持参するお菓子の準備

詳しくはこちらの記事>>医療事務を辞めることが決まったら退職日までにやっておきたい6つのことを参考にしてください。

他には以下のこともしておきましょう。

引継ぎをしっかりする

無事上司に辞めることを伝えて退職日も決まったあなたがすることは引継ぎをしっかりすることです。

もし引継ぎする人がすぐに決まらない状況であればマニュアルを作ったり、自分がいなくなっても業務が滞りなく進む状況にしておきましょう。

辞めるのだから後のことはどうなってもいいと思ってしまうかもしれませんが、今まで一緒に働いてきた人たちや給料をもらってきた職場に対して最低限のことはしておいた方がいいと思います。

有給消化の計画をたてる

引継ぎの人が決まっていないと有給消化できない可能性もありますが、なるべくなら全部消化して退職したいですよね。

そのためにはしっかり計画をたてる必要があります。

まずは残りの有給休暇の日数を調べて(給与明細に乗っていることが多いです)みましょう。

最後にまとめて有給消化する方法もあるし、週に1日や2日ずつ有給消化して転職活動に使ったりするのもありです。

引継ぎのこともあるので、職場に残っている人に事前にどういう日程で有給消化するか伝えておく方が親切です。

【医療事務の退職】最終出勤日にすること

ここまで準備していればあとは退職日を待つだけです。そして最終出勤日にしておいた方がいいことはいくつかあります。

お世話になった方へのあいさつとお礼のお菓子の準備

最終出勤日にはお世話になった先輩や同僚、他部署の人たちにあいさつも兼ねてお礼のお菓子を渡すのが一般的です。

大きな箱に入ったお菓子でも一袋ずつの小分けになっているお菓子がおすすめです。

特にお世話になった人には個別でお菓子やプレゼントなどを用意してもいいでしょう。

私物整理と制服などの返却はしっかりと

使っていた机やロッカーに入っていた私物は処分するか持ち帰るなどしてきれいにしてから退職しましょう。

制服やロッカーのカギ、名札など返却するものがある場合は忘れずに返却しないとまた職場に来ないといけなくなるか、郵送することになるなど手間が増えます。

【医療事務の退職】最後に

辞めるには手続きがたくさんあったり気を使ったり大変なことも多いですが、しっかり手順を踏めば希望の日にちでトラブルなく退職できます。

今後のあなたの為にも無事に退職して新しいスタートを切れるようにしてくださいね。

あわせて読みたい>>医療事務の退職理由は何が多い?辞める理由別の伝え方と注意点もお教えします!

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この記事を書いた人

医療事務歴13年、1歳、4歳のママで現役医療事務。(時短勤務)
医療事務歴 正社員→派遣から正社員→パート→時短
主に病院の入院会計担当。資格なしからの就職、転職などの経験を元にブログを書いています。

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