【医療事務の転職失敗体験談】失敗しないためのアドバイスを伝授

【医療事務の転職失敗体験談】失敗しないためのアドバイスを伝授

アラフォーにして転職活動に失敗したわたしの体験談をお伝えしたいと思います。

2023年10月~11月にかけて実際に転職活動をして内定をもらえなかったリアルな体験談。

医療事務から医療事務に転職しようと思っている方、育休中で転職を考える方に参考になる記事になっています。

あなたがわたしと同じように転職活動で失敗しないためにぜひ最後までご覧ください。

経緯に興味がない方は【医療事務の転職失敗体験談】今回の転職活動で学んだことへどうぞ。

目次

【医療事務の転職失敗体験談】転職活動をすることにした経緯

育休から復帰する数か月前、二人目が生まれてお金がかかることで急に不安になり突然フルタイムの正社員を目指して転職しようと思い立ってしまいました。

これまでもそうなのですが本当に突然思い立つことがあるので自分で自分の性格が嫌になります。

しかし思い立ったら止められないのでできる事からやってみることに。

とりあえず求人サイトで求人を見てみようと思ってコメディカルドットコムに登録したことをきっかけに面接する状況にまでなってしまいました。

転職活動時の状況(2023年10月)年齢39歳

  • 医療事務歴トータル12年(入院事務のみ経験あり)
  • 医療事務の入院担当(個人病院に勤務)
  • 現在パートで育休中(2024年1月に仕事復帰予定)
  • 勤務先の希望は入院医療事務で、フルタイムの正社員で転職先を探した
  • 「もしいい転職先があったら転職しよう」くらいの軽い気持ちで転職活動を始めた

求人サイトのスカウト機能

医療事務で転職を考えたことのある方ならご存じの転職サイトですが、

コメディカルドットコム|国内最大級の医療福祉の転職サイト (co-medical.com)

一番最初にこちらに登録をしました。

どんな求人があるか見たかったので本当に気軽な気持ちで登録をしたのです。

コメディカルドットコムに登録すると、経験年数や経験した医療機関の形態やどんな経験がある(内科レセプトとか外科レセプトなど)を入力するのですが、それを見て医療機関の方からスカウトを受けることができます。

スカウトを受けたくない場合は「スカウトを受けない」ように選択することもできます。

わたしはせっかくコメディカルドットコムに登録したし、スカウトを受けるように選択していました。

積極的に転職活動をしようとしていたわけではなかったので求人情報を見て転職活動のことは忘れていました。

ひとつ気になるT病院(とします)があったのですが、結局その時は応募せずそのままにしてしまいました。(これは後で後悔することになります)

スカウトが来た

登録してから1~2週間ほどは何もありませんでした。

細かく経歴を入力するところがあったのですが、そこには何も入力せずにいたので「スカウト」なんてそんな簡単にこないものなのかな?と思っていました。

すると登録から1週間ほどたった頃、突然1件スカウトが来たと思ったら、次の日にまた1件と続けてスカウトがきました。

登録して1か月ほどの間に6件スカウトがありました。

その後、【2023年11月最新】 医療事務/受付の求人・転職・募集 | ジョブメドレー (job-medley.com)

ジョブメドレーにも登録しましたが、スカウトは3件ありました。

トータル9件のうち、応募したのは3件です。

【医療事務の転職失敗体験談】転職活動の経過

ではどんな所からスカウトがきて、どんな所を受けたのか紹介していきます。

ちなみに医療事務歴10年以上で登録をしていました。

  • クリニック医療事務     ⇒ 5件
  • 介護施設医療事務      ⇒ 1件
  • 在宅事業所医療事務     ⇒ 1件
  • 医師事務作業補助者(病院) ⇒ 1件
  • 入院事務(病院)      ⇒ 1件

クリニックの求人が一番多かったです。

クリニックは診察時間が18時台や19時台の所が多かったので応募はしませんでした。

では実際に応募した3件の経緯をお伝えしていきます。

応募先①)医師事務作業補助者(病院)書類審査編

病院の医師事務作業補助者のスカウトが来ました。

わたしも知っている病院で、過去に一緒に働いていた人が勤めていると聞いたことがあったのでより気になりました。

職種は希望していた入院医療事務ではなかったですが、スカウトの文章に「見学できますので気軽にお問い合わせください。」とあったので見学希望で試しに問い合わせてみました。

ところが問い合わせてみると、「個人情報を扱っているので面接に来ないと見学できません。」とのこと。

えっ?どういうこと?と思いました。

気持ち的にはまだ面接するような状態ではなかったので面接はやめとこうと一旦思ったのですが、医師事務作業補助者という仕事も気になったし面接をお願いしようと連絡しました。

すると履歴書を送ってもらって書類審査が通らないと面接は出来ないとの説明がありました。

‘’じゃあ最初からそう説明してよ!‘’と思い、とても不信感を持ちました。

最初から「見学には面接が必要です。書類審査が通ってからになりますのでまずは履歴書を送ってください。」と言われていればおそらく応募しませんでした。

それくらいの中途半端な気持ちで応募したわたしが悪いのかもしれません。

しかし他の医療機関の面接の練習になるかもと思ったのと、そんな対応の病院はどんな面接になるのか興味があったので履歴書と職務経歴書を作成して応募することにしました。(結局応募したのは自分の意思ですね)

応募先①)医師事務作業補助者(病院)面接編

履歴書と職務経歴書を送ると書類審査には通り、面接へ進むことが出来ました。

3つほど面接希望可能な日程を送って欲しいとのことだったので、希望の日程を送ると日時が決まりました。

すると面接の3日ほど前に時間を遅くして欲しいと連絡がありました。

更に不信感が強まりましたが、どんな病院なんだろうと逆に興味が湧きました。

しかし0歳の保育園に行っていない子を義父母に預ける予定にしていたのでそちらの調整は必要です。

時間が遅くなることを伝えたら「大丈夫」とのことだったので改めて義父母お願いしました。

そんな感じで面接当日を迎えました。

今まで何回か面接を受けましたが、応募動機などを最初に紙に書くという面接パターンは初めてでした。

15分ほどで、名前、住所、応募動機、趣味や特技などを記入し、その後面接という流れです。

自己紹介や応募動機は事前に紙にまとめておいたのですがそれがとても役に立ちました。

その後の面接は、事務長と事務の責任者の方、男性2名で進みました。

どんな病院か説明があり、仕事内容の説明があり、残業などが可能か聞かれただけで終わりました。

実際の面接時間は10分ほど、トータル30分ほどで終了しました。

わたしが思っていたより残業が多そうで、保育園の迎えに間に合わないこともあり、面接通過するのは難しそうだなと思っていたら4日後に不採用の連絡がありました。

面接までのやり取りで不信感はありましたが、当日は面接官に対して悪い印象は特にありませんでした。

おそらく面接までのやり取りは人事担当の方だったのだと思います。当日面接の方と名前が違ったので。

ただ、応募の段階で見学の話をしていましたが、面接時には一言も見学の話は出ず(病院側も面接時点で採用する気がなかったのかも)人事と現場の連携の悪さもあったので結果的に不採用になってよかったと思っています。

応募先②)在宅事業所の医療事務 書類審査編

在宅事業所の医療事務のスカウトがありました。

在宅の医療事務は経験がないので受けようと思ったことはありませんでした。

しかもこちらはパートでの募集でした。

しかし、とても魅力的な条件が!在宅勤務ができるというのです。

医療事務の在宅勤務はわたしは聞いたことがありません。

医療事務という仕事を選んだ時点で在宅勤務なんてものは縁のないことだと思っていたのですが、医療事務で在宅勤務ができるなんて夢のようです。

なぜならば、通勤時間もないし、仕事の間に少しの家事なら出来るし、昼休みも家なのでゆっくり休めます。

スカウトなので面接まではスムースかな?と思っていましたが、

問い合わせをしてみたら応募がかなり殺到しているとのことでした。

スカウトが来たから応募人数が少ないかと思いきやそうでもないようです。

考えてみれば当然ですが、医療機関側はたくさんの応募から一番いい人を選びたいはずなので、たくさんの人をスカウトするに決まっています。

話を戻しますが、問い合わせ後簡単に経歴を聞かれました。

そこで書類審査に進めるかどうか判断するようでした。

なんとか書類審査に通ったので、履歴書と職務経歴書を送ることに。

その時点で書類審査に通ったら1週間以内に連絡をしますという記載がありました。

履歴書と職務経歴書を作成しメールで送りました。

履歴書と職務経歴書をメールで送った経緯はこちらの記事に載せています。

医療事務で転職するなら元気な時に転職活動をした方がいい理由

どうやって送るか気になる方はぜひ参考にして下さい。

当日中に履歴書と職務経歴書を受け取ったことと、改めて結果は1週間以内に伝えるということがかかれたメールが届きました。

そして2日後、書類審査に落ちたことが伝えられました。

残念、、、

実は後日違う医療機関に応募する際に履歴書を印刷したら、書類に不備があったことが判明しました。

履歴書を送るスピードを優先して「印刷して確認する」手間を省いてしまったのですが、それが結局書類の不備につながってしまいました。

そのせいで落ちたのか分かりませんが、履歴書の記載不備はかなり審査には不利になると聞いたことがあります。

詰めが甘いと自分で思ったことはあるのですが、まさかこんなところで発揮されるとは、、、

あなたも応募の際、履歴書の不備だけは気を付けて下さいね。

応募先③)入院事務(病院)面接編

こちらの結果は、面接後不採用でした。

こちらのT病院(とします)は家からも近くとても気になっていた病院で、入院レセプトの経験者を募集していたのでわたしの希望にも合っていました。

しかし、転職するのを迷っていたので求人サイトで見てからも様子を見ていました。

そうしていたらT病院からスカウトがあったので応募することに。

スカウトの返信をするとこちらの個人情報が分かるようで、いきなり知らない番号から電話がかかってきました。

普段は知らない番号の電話は出ないのですが、もしかしたらT病院かも!と思って出たらその通りでした。

現在のわたしの状況を聞かれて、条件をクリアしていたようでそのまま面接の日程まで決まりました。

子どもの保育園はまだ決まっていない状態だったのですが、提携の託児所があるということだので期待して面接に向かいました。

面接は人事担当の女性と事務長でした。

こちらの面接は、履歴書を見ながら順番にどういう経緯で採用され退職したかを話していくパターンでした。

応募動機や自己紹介などは聞かれていません。

事務長さんがよくお話しされる方で、面接時間は1時間だったのですが8割くらい事務長さんの話を聞いていました。

面接は手応えがあり、受かりそうだなーと思っていたのですが、1週間経っても結果の連絡がありません。

だいたい1週間くらいで面接の結果が来ると思っていたのですが、もう1週間待ってみることに。

そのまま2週間たっても結果が来なかったので、連絡しようかどうしようか迷っていたところ、「次の週まで結果を待って欲しい」とT病院から連絡がありました。

しかも、提携の託児所の空きがないことも伝えられました。

この時点で思ったことは、他に面接予定の人がいてその人の結果待ちなんだろうなということです。

だめだったら既に断られているはずなので、託児所のことが気になりつつも少し期待して待つことに。

そして週明けの月曜日の朝イチで「不採用」の連絡がありました。

残念でしたが仕方ありません。

だた、スカウトを待たずに応募していたら受かっていた可能性があったのではないかと思いました。

T病院がスカウトをしたのはわたしだけではなかったはずです。

スカウトが届く前に応募していたら、比べられることもなく採用されていたのではないかと思うと、応募を迷っていた自分に完全に落ち度があったと思います。

【医療事務の転職失敗体験談】今回の転職活動で学んだこと

  • 中途半端な気持ちで転職活動(面接)をしない方がいい
  • 自分の働いてみたい職場があればすぐ応募する
  • 見学のみをさせてくれるところは経験上ない
  • 履歴書は出す前に(パソコンで作成ならプリントアウトして)しっかり確認する
  • 育休中で保育園が決まる前の転職活動は避ける

中途半端な気持ちで転職活動(面接)をしない方がいい

そもそも中途半端な気持ちで転職活動をすると、中途半端な結果しか出ないということが分かりました。

「今の職場よりいい所があれば転職しよう」なんて中途半端な気持ちでは、わたしみたいに入院事務を希望していたのに、外来や在宅など経験がない所に応募するなど前提がぶれるし、動機も思い入れがない分気持ちが伝わりづらくなってしまいます。

自分の働いてみたい職場があればすぐ応募する

気になった職場があればすぐに応募しましょう。

わたしみたいに余裕ぶって、応募せずにスカウト待ちなんてしていると他の人がさっさと応募して採用されてしまいます。

採用されない限りは働くことは不可能なので、まずは応募する!その姿勢が大切です。

見学のみをさせてくれるところは経験上ない

見学をして職場の雰囲気を見てから応募したいとわたしは思うので毎回見学を希望するのですが、ほぼ見学だけさせてくれるところはありませんでした。

逆の立場で医療機関側からしたら二度手間なので、見学するなら面接もついでにしたいというのはよく分かります。

ですので見学をしたいと思うなら面接覚悟で問い合わせをした方がいいです。

医療事務で見学のみはほぼ無理です。

履歴書は出す前に(パソコンで作成ならプリントアウトして)しっかり確認する

こんな凡ミスはわたしくらいだと思うのですが、将来の自分のためにも失敗談として記載しておきます。

履歴書のミスは社会人としては致命的です。

簡単だと思ってパソコンで作成するまではよかったですが確認作業をおこたってはいけません。

ちゃんと確認して!!(自分に言ってます)

育休中で保育園が決まる前の転職活動は避ける

こんな人もいないと思うのですが、もし育休中に転職活動を考える人がいたらぜひ参考にしていただきたいです。

0歳児や1歳児を育てている人は、それ以外の人に勝てる確率はかなり低いのではないかと今回の転職活動で思いました。

保育園が決まってなかったこともかなり大きいと思います。

子育て中は残業が出来ないし、子どもの体調不良で休むことも多いので採用側からしたら避けたい応募者だと思います。

もしかしたら今回落ちた原因はまったく違うところだったかもしれませんが、子育て中ということが不採用に影響された可能性はゼロではないと思っています。

【医療事務の転職失敗体験談】最後に

今回の経験がどなたかの役に立つことがあれば嬉しいです。

結局は元の職場で働くことになったのですが、わたしにとってはこれで良かったと今は思っています。(正しくは言い聞かせている、、、)

今まで転職は10回近くしているのですが、1度に3つ受けたことはなく今回の転職活動はわたし自身にとってもいい経験になりました。

せっかく転職活動をしたので転職先で新スタートを切りたかったのですが、それが叶わない今は元の職場で精いっぱい働こうと気持ちを切り替えました。

転職活動をするとわたしのように思い通りにならないこともありますが、まだ今の職場で学ぶことがあるからこのような結果になっていると受け止めることが大切です。

転職は縁もあるし、運とタイミングも大きく関係しているので今回はたまたま転職のタイミングではなかっただけです。

上手くいく時は想像以上に物事がスムーズに進みますのでその時が来るを待ちましょう。

転職活動をこれから考えるあなたにおすすめの記事です。

>>医療事務で転職するなら元気な時に転職活動をした方がいい理由

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この記事を書いた人

医療事務歴13年、1歳、4歳のママで現役医療事務。(時短勤務)
医療事務歴 正社員→派遣から正社員→パート→時短
主に病院の入院会計担当。資格なしからの就職、転職などの経験を元にブログを書いています。

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