こんな方に向けた記事です
- 医療事務の仕事についていけないのが苦痛
- 医療事務についていけなくてどうしたらいいのか分からない
- 医療事務についていけない場合の辞める判断基準が知りたい
医療事務の仕事は大変と覚悟して始めたけど、予想以上に忙しいし、難しくてついていけないと思っていませんか?
ほとんど分からないまま受付したり、電話に出るのは恐怖でしかありません。
一度仕事についていけないと思ってしまうと、そこから気持ちを持ち直すにはかなりの労力が必要ですよね。
向いてないからいっそ医療事務を辞めた方がいいなんて思ってしまいます。
では、医療事務についていけないと思ってしまう原因とどうするべきかについてお伝えしていきたいと思います。
仕事ができない劣等感で落ち込むのも辛いし、家で仕事の事ばかり考えてしまうのも嫌になっちゃうんだよね、、、
医療事務についていけない!その原因とは?
医療事務についていけないと本当に落ち込んでしまいますよね。その原因はどんなことなのでしょうか?
覚える事が多すぎる
未経験からの医療事務だと特に覚える事多すぎますよね。
医事コン(レセコン)や電子カルテの使い方、カルテの見方や予約の取り方、職員の名前や職場の電話番号やアクセス方法(電話で患者さんから聞かれますよね)医療に関する知識、保険証の見方、
とにかくたくさん覚えることがありすぎでパニックです。
周りにデキる人が多い
お局さんのようなベテランがいたり、年下でも仕事がデキる人が多いとついていけなくて焦ります。
判断が早いし、患者さんへの声掛けも適切、パソコン操作も早すぎる。
ついていける日が来るのか不安な日々ですよね。
制度が変わりすぎ
今やマイナ保険証での資格確認になったり、2年に1度診療報酬の改定があったり、変わることが多すぎです。
わたしは3年ブランクがあったり、育休を1年とって復帰したりしていますが、今までなかったコメントを入力するとか、入院基本料が変わったりとかいろいろ変わりすぎて正直ついていけませんでした。
職場の雰囲気が合わない
仕事に対して愚痴って発散するタイプの人が多い職場もあれば、必要最低限しか話をしない人が多い職場もあります。
その雰囲気に自分が合えばいいのですが、合ってないとなんだかついていけなくて浮いているような気がします。
わたしは割と仕事中も話をするタイプなのですが、しゃべるとお局さんの目が気になることがあって「ちょっとこの職場は合わないかも」と思ったことがあります。
分からないことを聞く暇がないほど忙しい
人手不足の職場だと仕事を覚える余裕がないまま独り立ちすることも少なくありません。
誰か常に聞ける人がいればいいのですが、みんなそれぞれ患者さん対応や電話対応、会計、レジなどをしていると聞く暇がないですよね。
そして分からないことを聞けないままになってどんどんついていけなくなってしまいます。
仕事を教えてもらえない
ある程度経験もあって転職した場合は、最初にちょっと説明を受けたくらいで
「あとは分からない時に聞いてね。」みたいな職場もあります。
経験があればなんとかやっていけるのですが、「これやり方違う!」なんて言われた日には、「教えてもらってないんですけど!!!」と大きな声で言いたくなります。
そんなことが続くとこの人にはついていけない、、、と思ってしまいます。
医療事務についていけない!と思った時の対処法
ついていけない場合の対処法はこちらです。
事前に準備と心構えをしておく
わたしは慣れないことや苦手な仕事をするときは事前に準備しておきます。
不安なことでいっぱいいっぱいになってしまい、仕事に集中できなくなるからです。
受付の仕事をするなら、流れを確認し、例えば保険証を忘れた人が受付に来た場合の対処法を事前に先輩に聞いておきます。
予想されるトラブルに関して事前に対応方法を確認しておくことで、その場ですぐに対応ができ自信にもつながります。
もしトラブルを予想できなければ、それも含めて先輩に聞いておいたら安心して仕事ができます。
ついていけないと思っているなら予習をしてついていけるようにしておきましょう。
聞けない、教えてもらえない場合
忙しくて分からないことを聞く暇がなかったり教えてもらえない場合は、時間をつくってもらい聞いたり教えてもらいましょう。
仕事を教えてくれる人に「分からないことを教えてもらいたいのですが、いつならいいでしょうか?」
と事前に聞いておき、あなたも聞きたいことをすぐに聞けるようにまとめておきましょう。
よほど忙しい人や怖い人でも、事前に言っておけば教えてもらえた経験の方が多かったです。
事前に聞いても「忙しいから無理」とか実際には時間をとってくれない場合は、
「人としてどうかと思う」のでそんな職場は早く辞めた方がいいです。
しっかり睡眠をとる
家に帰っても仕事のことを考えてしまったり、今あなたがこの記事にたどり着いたようにネットを調べて眠れなくなっていませんか?
しっかり睡眠がとれないと日中眠くなってしまい頭が回りません。
結果仕事に集中することができず、わからなくなり、ついていけなくなってしまいます。
実は日本人は他の国の人に比べて睡眠時間が短い(約7時間)と言われています。
(参考サイト:日本人の平均睡眠時間はどれくらい?最適な睡眠時間や睡眠の質をあげる方法を解説|ふとん・寝具の西川)
しっかり睡眠をとった方がいいことはわたし自身が身をもって経験しています。
20代の頃は6~7時間睡眠でしたが、昼間がめちゃくちゃ眠くて仕事中にうとうとすることが多かったです。
今は子どもに合わせて10時までに寝て6時過ぎに起きる8時間睡眠ですが、昼に眠くなることはないし、頭もすっきりしたまま過ごすことができます。
若い頃は自分のやりたいことを優先して睡眠の大切さをあまり重要視していませんでした。
今は休みの日でもいつも通り早く寝て、いつもの時間に起きる方が体が楽だし、寝過ごした罪悪感なく休日も過ごせるのでわたしには合っているようです。
8時半から仕事なら23時には寝た方がいいです!絶対!
医療事務についていけないと思ったら
医療事務に着いていけないと思ったらこんな風に考えてみてはどうでしょうか?
単純に経験とスキルが足りない
仕事内容が覚えられないとか、医療に関する知識が不足しているとか、周りにデキる人が多いと焦るのは、
あたなに経験とスキルが足りないからです。
仕事なんて昨日今日でいきなりできるようになるわけありません。
少しずつ自分のペースで覚えていくしかないのです。
それを毎日繰り返して、1か月後、3か月後、半年後、1年後と振り返ってみて下さい。
絶対に前よりできることは増えているはずですし、ついていけるレベルになっているはずです。
焦っても空回るだけでいいことはありません。
自分のペースで着実に進んでいきましょう。比べるのは周りではなく過去の自分です。
ついていけないと思い込んでない?
最初についていけないと思ってしまうと、どんな仕事も「どうせわたしには理解できないしついていけない」とすべてが拒否から入ってしまいます。
そうするとすべてが嫌になってしまい、もう医療事務なんて向いてないしやりたくない!なんて考えに。
一旦落ち着いて考えてみたら出来てることもたくさんあるし、全部がついていけていないわけではないはずです。
医療事務の仕事に興味ある?
どんなことでもそうですが、全く興味のないことはなかなか覚えられないし、頭に入ってきません。
わたしの子どもがプリキュア好きで過去のプリキュア78人全員の名前がすぐに言えるのですが、
わたしは全く興味がないので色の違いは分かっても全員同じに見えるし全然覚えられません。
医療事務の仕事もそうです。
あなたが医療事務の仕事に興味があるのであればどんなことでも吸収しようと思うはずです。
しかしついていけないくらい覚えられないということは医療事務の仕事に興味があるのでしょうか?
なぜ医療事務をやろうと思ったのですか?一度考えた方がいいかもしれません。
医療事務についていけない!転職の判断基準とは?
転職しない方がいいのは経験とスキルが不足しているときです。
経験とスキルが不足しているだけなら転職は待った方がいい
経験とスキルを身に付けるには時間が必要です。
今は辛いかもしれませんが、時間の経過とともにできることが増えるので仕事も楽にできるようになります。
少なくとも2~3年はがんばった方が転職するにも有利だと思います。
転職した方がいいのは医療事務に興味を持てない時とストレスで体調不良になっている場合です。
医療事務に興味を持てない
これは努力ではなんともなりません。
興味を持つためになんとか努力しても無理にがんばることになるのでストレスになります。
やってみたいと思える仕事を探す方があなたにとってはよほど楽なことだと思います。
ストレスで体調不良になっている
職場の雰囲気が合わないとか、忙しくてついていけなくてストレスを感じていて、さらに体調不良の自覚があるのなら転職を考えましょう。
そのまま無理して働き続けると、体調が戻るまでに1年以上時間を必要とするなんてことになりかねません。
【まとめ】医療事務についていけない!
医療事務についていけない理由としては、
経験やスキルの不足、医療事務の仕事内容が合わない、忙しすぎる、人間関係が合わない、などの原因がありました。
今は焦っているかもしれませんが、時間が経って解決することも多いです。
今が大変だと思いますが、もう少しがんばってしばらくは様子を見てみましょう。
しかし、それすらも辛い、体調不良などがあるなら医療事務を辞めるのも全然ありです。
職場が変わるだけで働きやすくなることもありますし、全く違う仕事の方が合っていたということもあります。
もやもやしながら、ずるずる働くよりは早く決断した方がいいと思います。
人生はあなたが思うより短いですからね。
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