医療事務の給料で一人暮らしは可能か?必要な月収は?いくら貯めたらいいのか?

医療事務の給料で一人暮らしは可能か?必要な月収は?いくら貯めたらいいのか?

この記事で分かること

  • 一人暮らしにはいくらかかるのか?
  • 医療事務で一人暮らしをするための月収は?
  • 実家を出たいならルームシェアもあり

社会に出て働きだすと一人暮らしをして自由な生活をしてみたい!と誰もが一度は思うのではないでしょうか?

自分の好きな空間で、誰に何を言われることもなく自由に過ごせる一人暮らしは経験した人にしかわからない解放感と快適さがあります。

しかし、医療事務は給料が安いと言われている中で実際に一人暮らしでやっていけるのか不安になりますよね。

その気持ちはよくわかります。

わたしは医療事務をしながら一人暮らしをした経験があります。

結論はなんとか生活出来るが余裕はない!です。

しかし、どうしても一人暮らしをせざるを得ない、もしくは一人暮らしをしてみたいあなたに一人暮らしのための心得と準備することをお伝えしていきます。

独身時代の一人暮らしは自由で楽しかったな!

目次

医療事務の給料で一人暮らしが出来た理由は〇〇

わたしが一人暮らしを始めた頃の手取りはたしか16万~17万くらい。

家賃は6万5千円くらいだったのでかなり生活するには厳しい金額です。

それでも一人暮らしが出来た理由はWワークをしていたから!です。

定時で帰れて残業もない職場だったので、平日の仕事が終わった後や土日に接客業で働いていました。

そこでの収入が月3~5万くらい。合計で手取りが20万前後でした。

そのため貯金もしながら一人暮らしをすることが出来ました。

Wワークはおすすめしない

わたしはWワークをしていましたが、正直Wワークはおすすめしません。

休みがなくなるし、体が疲れるので医療事務の仕事にも影響が出てしまうからです。

週末も働くので2週間休みがなく14連勤なんて普通でしたし、仕事中に眠くなることはしょっちゅうでした。

だんだん疲れがとれなくり肩こりや背中のこりがひどくなっていきました。

結果、マッサージに通うことになって余計なお金を使ってしまったり、ストレスで買いものしたり、なんのためのにWワークをしてるのか途中からわからなくなってしまったくらいです。

時間を使って働けばお金はもらえますが、結局使ってしまえば貯金もできないし、ただの時間と体力を消費するだけです。

貯金をしなければ医療事務でも一人暮らしは可能

Wワークをしなくてももちろん一人暮らしは可能ですが、月15万円くらいで生活しようと思うとやはり余裕はありません。

それでも一人暮らしは自由な時間が多くなるし、快適さを考えると実家を出ることはおすすめしたい。

そんなあなたも少し余裕ができる方法をお伝えします。

今一人暮らしを始めるなら在宅でできる副業を探すべき

もしわたしが今から一人暮らしをするのであれば、在宅でできる副業を探します。

ただ単に副業をするだけでなく、スキルを身に付け将来的に稼げるようになりたいからです。

家にいても1万稼ぐなら難しくはありません。

たかが1万と思うかもしれませんが、先ほど言ったように昇給が年1回で2000円なら5年かかります。

毎月1万プラスになれば1年で12万円。

その12万があれば旅行に行ったり、趣味に使えたり、一人暮らしをしながらより充実した生活が出来ると思いませんか?

【医療事務の給料】一人暮らしをするために必要な費用はいくらか?

一人暮らしが出来ることはわかりましたが、一人暮らしをスタートするためにもお金が必要です。

一人暮らしをするための初期費用は30~60万かかると言われています。

  • 賃貸契約費用の目安は家賃の5~6か月分
  • 家具・家電・日用品で20万前後
  • 引っ越し費用0~5万円

賃貸契約費用

目安は家賃の5~6か月分、月5万の家賃だと25万~30万

敷金、礼金、日割り家賃、前家賃、仲介手数料、鍵交換代など一人暮らしでアパートを借りるには色んなお金がかかります。

一人暮らし用のアパートはエアコン付きが多く、礼金もない所も多いので目安の家賃5~6か月分より安い可能性も十分あります。

家具・家電・日用品の費用

家具・家電・日用品は最低限でOK
必要な時にその都度購入する方がかしこい!

費用の目安は20万前後です。

洗濯機、冷蔵庫、寝具(布団・ベッドなど)、カーテンは最初からあった方がいいですが、それ以外の家具や家電は欲しいと思った時に購入するのがおすすめです。

入居前から揃えてしまうと、意外と部屋が狭くて配置が難しくなったり、買ったけど使わない家具や家電もでてくるからです。

引っ越した直後はウキウキして色々揃えたくなってしまいますが、住んでから部屋に合わせて揃えていくのも楽しいですよ!

あとキッチン用品などの日用品は100均などでつい買ってしまいがちですが、ほぼ買い替えることがないので少し高くてもお気に入りを買うのがおすすめ!

気に入ったものはずーっと使うので長い目でみるとお得です。

引っ越し費用

初めての一人暮らしなら0円でも可能だよ

引っ越し費用の目安は0~5万です。

引っ越し業者を頼むのであれば、距離にもよりますが5万前後の引っ越し代金がかかってきます。

初めて一人暮らしをするのであれば家からベッドを持っていくなど、大きな家具や家電を持っていかない限りは頼む必要はありません。

家電や大きな家具は事前に用意して持っていくのではなく、引っ越ししてからアパートに直接届くようにしたら手間も費用もかかりません。

自分で引っ越し予定で、ハイエースなどのレンタカーを借りるのであれば1万前後を目安にして下さい。

一人暮らしの毎月の生活費はいくらかかるのか?

一人暮らしに必要な生活費は約9万円です。

ではどんなものがあるでしょうか?

  • 家賃
  • 水道光熱費
  • NHKの利用料
  • 食費
  • 通信費(スマホ、Wi-Fi)
スクロールできます
必要な固定費費用の目安
家賃50,000円前後
水道光熱費10,000円前後
NHKの利用料約2,500円(2か月分)
食費20,000円前後
通信費(スマホ、Wi-Fi)10,000円前後
一人暮らし費用の目安

実家にいた時にはかからなかったけど、一人暮らしになると必要な費用です。

TVを購入する予定がなければNHKの利用料はかかりませんが、もしTVを持っていたら支払いから逃れることはぼぼ不可能です。(手続きしていないと引っ越後、家にNHKの人が来ます)

合計すると約9万円かかります。

もちろん家賃や水道光熱費は住んでいる地域によって金額の差はありますが大体の目安にして下さい。

医療事務で一人暮らしをするための月収は?

医療事務で一人暮らしをするためのに必要な月収は約15万!

必要な固定費は約9万(家賃、水道光熱費など)かかりますが、その他にかかる費用は、

  • 日用品(約1万)
  • 洋服代(約3000円)
  • 医療費(約5000円)
  • おこづかい(約2万円)
  • 貯金(約2万円)

こんな感じで約6万お金がかかってくるので固定費9万と合わせて大体15万あれば一人暮らしは可能でしょう。

思っていたより高いでしょうか?安いでしょうか?

ただ結構ぎりぎりの生活になるので、旅行に行ったり、趣味にお金を使おうと思うとボーナスを使うか、固定費の見直しが必要になります。

車を持っている場合は、駐車場代、維持費、ガソリン代、税金、車検代、保険代を考えると毎月約2万余分にかかります。

実家を出たいならルームシェアもあり

実家を出て自立したい場合はルームシェアもありです。ルームシェアの方法は2つあります。

  • 友達や同僚と賃貸を借りてルームシェア
  • シェアハウスに住む

友達や同僚と賃貸を借りてルームシェア

もし仲のいい友達や同僚がいるのならルームシェアをするのもありです。

2人以上で割ることで家賃の負担をおさえ広い家に住めるメリットがあります。

だた、生活のペースが合わず仲が悪くなったり、どちらがかシェアを辞めたくなった時にトラブルになったりするデメリットもあります。

シェアハウスに住む

近くにシェアハウスがあれば候補にいれてもいいでしょう。

一般的なシェアハウスは、1つの物件に知らない人同士が一緒に住み、キッチンやリビング、バスルーム、トイレなどは共同でそれぞれに個室があります。

家賃一人暮らしより少し安いくらいの設定の所が多いですが、敷金返金なし、家具家電付きで、水道光熱費やWi-Fi代などは定額のことが多く一人暮らしに比べて固定費を安く抑えられるメリットがあります。

また、違う職業の違う年代の人と出会うことができるので、出会いを求める人にはメリットもあります。

共有スペースを使うに気を使ったり、プライベートの時間が減ってしまったり、シェアハウス内の人ともめる可能性があったりとデメリットもあります。

医療事務でも一人暮らしは大変だけど可能

医療事務の給料で一人暮らしは可能ですが、金銭的には決して楽ではありません。

ただ、一人暮らしの気楽さは実家暮らしでは得られないものですし、親のありがたみが分かったり、一生役に立つお金の感覚を身に着けることが出来る貴重な機会だと思います。

わたしは、独身時代医療事務をしながら一人暮らしをしていましたが、友達を呼んでたこ焼きパーティーしたり、休みの日に昼まで寝ていたり、朝まで飲みに行って朝帰りしたり、ずーっと好きな漫画を読んだり、とても一人の暮らしを満喫していました。

こどもが生まれた今は一人暮らしをする機会はないですが、もう一度したいくらいです。

一人暮らしができる機会は独身のうちか、定年後配偶者が亡くなった後くらいです。

せっかく一人暮らしをするなら若くて体力と気力があるうちがいいですよね。

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この記事を書いた人

医療事務歴13年、1歳、4歳のママで現役医療事務。(時短勤務)
医療事務歴 正社員→派遣から正社員→パート→時短
主に病院の入院会計担当。資格なしからの就職、転職などの経験を元にブログを書いています。

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