パーソナルカラー資格は意味ない?資格を持つメリットは?どんな資格がある?

パーソナルカラー資格は意味ない?

パーソナルカラー資格は意味がない資格なのでしょうか?

せっかく時間やお金をかけて資格を取っても意味がなかった!なんて後悔したくありませんよね。

この記事ではパーソナルカラー資格は意味がないと言われる理由と、取得するメリット、後悔しないための資格講座を解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください!

目次

パーソナルカラー資格は意味ないと言われる理由3つとは?

なぜパーソナルカラー資格は意味がないと言われてしまうのでしょうか?

このような理由があります。

資格の種類が多く国家資格のように統一基準がない

パーソナルカラー資格は、その多くが民間団体によって運営されており、国家資格のような統一された基準が存在しません。

1日で取得できるものもあれば、数カ月かけて理論と実技をしっかり学ぶものもあります。

また、ファッション・美容・教育などの分野に応じて複数の団体が独自の講座と資格を運営しています。

たくさん資格がある中で「どの資格を選べばよいのか分からない」「持っていてもどのくらいのスキルがあるか証明しにくい」といったことになりやすく、

就職や仕事に活かしたくても、企業側やお客様から「この資格って本当に信頼できるの?」

と疑問を持たれる可能性があるためパーソナルカラー資格は意味がないと言われてしまうのでしょう。

資格だけで収入につながる仕事ができるわけではない

資格を取得したからお客様が来る!なんてことはありません。

SNSなどで集客、営業などのスキルも必要になってきます。

パーソナルカラーは血液型と同じで一度分かったら再度診断を受ける必要がないため、リピート客は見込めません。

常に新規のお客様を集客する必要があります。

またパーソナルカラー診断士やカラーアナリストは増えていますが、このようにパーソナルカラーの需要が少ないため競争も激しくなります。

このように安定して収入が見込める仕事ではないため、資格を取っても意味がないといわれています。

パーソナルカラー診断に個人差が出るため信頼性が低い

パーソナルカラー診断は、診断士の経験・判断基準・診断環境に大きく左右されやすいため、同じ人でも異なる診断結果が出ることがあります。

たとえば「Aで診断を受けた時はスプリングと言われたのに、Bで診断を受けた時はサマーと言われた」といったケースが少なくありません。

これは、ドレープ(色布)のあて方や、どこを重視するか(肌の透明感・白目の明るさ・雰囲気など)が診断士によって異なるためです。

加えて、照明の種類や背景色、メイクの有無など診断環境によっても印象が変わってしまうことがあります。

このように結果にばらつきが出ると、お客様の立場としては「どれが正しいの?」と混乱し、診断全体への信頼感が薄れてしまいます。

その結果、「パーソナルカラー診断はあてにならない」「資格を持っていても人によって違うから意味がない」と感じられてしまう原因になるのです。

パーソナルカラーの資格は意味ない?資格を持つメリットとは?

では本当にパーソナルカラーの資格は意味がないと言えるのでしょうか?

資格を取得することで得られるメリットはこちらです。

信頼性のある診断ができるようになる

パーソナルカラー資格を取得する最大のメリットは、色彩理論や肌・髪・目の特徴に基づく診断方法など、パーソナルカラーに関する知識を明確な理由で説明できるようになることです。

独学だと自分の感覚に頼ることが多くなりますし、SNSで得られる情報は部分的であるため、診断する人の感覚や知識で判断するため、ばらつきが出たり、診断理由が曖昧になってしまうリスクがあります。

一方、資格講座では、ドレープの当て方、明度・彩度・清濁といった色の特性、診断環境の整え方などを具体的に学べるため、理論と実践の両面から理解を深められます。

これにより、診断に一貫性が出るだけでなく、お客様に対しても納得感のある説明ができるようになります。

大切なことは正しい知識を身につけたうえで経験を積むことです。

そうすることで信頼性の高い診断士として自信を持ってパーソナルカラー診断ができるようになるのです。

キャリアの幅が広がる

パーソナルカラーの資格は、美容・ファッション業界に限らず、さまざまな職種で活用できます。

  • 美容業界:メイクアップアーティストや美容部員が、顧客に似合うメイクを提案
  • ファッション業界:スタイリストやアパレル販売員が、適切なコーディネートをアドバイス
  • ブライダル業界:ウェディングプランナーが、新郎新婦に合う衣装や装飾を提案
  • 広告・デザイン業界:グラフィックデザイナーやマーケターが、ターゲットに響くカラーを選定

このように、パーソナルカラーの知識は単なる個人のスキルにとどまらず、幅広い業界で活かせるのです

例えば、今まで着てみたことのない色の服だけど形はとても気に入ったとして購入を迷っているときに、

アパレル販売員があなたにパーソナルカラーの知識を生かして「この色あなたに合っている色なので肌が明るく見えますよ」と言ってくれたら

「おっ?じゃあ買ってみようかな?」と思いませんか?

また、ウェディングプランナーがパーソナルカラーの知識を生かして、

「一生に一度しか着ないウエディングドレス」をあなたが一番きれいに見える似合う色で提案してくれたら、

あなたはウエディングフォトを見返すたびに幸せな気持ちになるはずです。

仕事の信頼度が上がる

パーソナルカラーの資格を取得することで、「色に関するプロである」ということの証明になります。

資格を取得することによって、独学ではなく「しっかり学んで専門的知識を持っている人」という信頼が得られます。

パーソナルカラーの資格は意味ない?おすすめの資格は?

資格を取っても意味がないと言われない、あなた自身が学んでよかったと思えるパーソナルカラー資格はこちらです。

色彩検定

色彩検定は「色の理論や配色技術」を総合的に学べる検定です。

公益社団法人 色彩検定協会が主催する検定です。

色に関する知識と活用力を証明する文部科学省後援の資格で、ファッションやインテリア、デザイン業界など幅広く活かせます。

レベルが明確で学びやすく、3級(初心者向け)から1級(実務レベル)まで段階的に学べる構成なので、未経験からでも無理なくステップアップ可能です。

実技より「知識重視」で、他のカラー系資格は実技や対面講座が多いですが、色彩検定は市販のテキストで独学でき、試験もマーク式中心です。 忙しい社会人や育児中の方でも取り組みやすいのが強みです。

色に関する検定の中で最も歴史が長く、知名度も受験者数も多い検定です。

色彩検定の資格を取得することで色に関する幅広い知識を得られ、色彩が人や社会環境に与える影響なども学べます。

色彩はどんな分野にも生かすことができるため、幅広い職種や主婦など万人向けの資格です。

色彩技能パーソナルカラー検定®︎

パーソナルカラーに必要な「色の基礎知識」や「色を見分ける技能」が身につく検定です!

NPO法人日本パーソナルカラー協会主催の色彩技能パーソナルカラー検定®︎は、公益社団法人色彩検定協会が主催する資格で、色の知識や活用力を証明できます。

2001 年に設立された、NPO法人 日本パーソナルカラー協会が主催する検定です

試験は1級・2級・3級・UC級があり、色彩理論や技法技法を学びます。

2001 年に設立された、NPO法人 日本パーソナルカラー協会が主催する検定です。

色彩技能パーソナルカラー検定®︎を学ぶことで似合う色(パーソナルカラー)を見極める力が身に付きます。

色彩理論に基づき、肌・髪・瞳の色から「春・夏・秋・冬」の4タイプを診断する技術を学びます。

実践的な内容が多く、ファッションや美容業界での活用に適しています。

色彩士検定

色彩士検定は、デザインや日常生活で役立つ色彩の知識を学べる民間資格です。

色彩に関する知識と技能を評価する資格試験で、3級から1級まであります。

色彩に関する理論的な知識と実技的な技能の両方を評価する構成となっており、色彩に関わる職業を目指す方や、色彩の知識を深めたい方に適した資格です。

4級もあり試験実施時期であれば無料でオンライン受験が可能で、その場ですぐに受験できます。(5分あれば受験可能)

色彩士検定4級を受験してみました!15問中14問正解し、すぐに合格できました!(希望があれば有料で合格証明書を発行してもらえます♪)

※3級~1級は申し込みした上で、会場での受験が必要です。

【疑問!】パーソナルカラーの資格は本当に意味ない?

① 取得しても本当に役に立たない?

取得しても本当に役に立たない?

資格を持っているだけで仕事が舞い込むわけではありません。

そのため「役に立たない」と感じる人もいるかもしれません。

しかし、実際には以下のようなシーンでしっかり活かせるのです。

たとえば、美容のサロンや美容院など、もともとお客様がいる場合「パーソナルカラー診断サービス」を提供すれば、カラーに興味のあるお客様をさらに集客できます。

また、アパレルや美容業界では、「お客様に似合う色を提案できるスタッフ」として信頼され、売上にもつながります。

私生活でも、服選び・メイク・髪色の失敗が減り、自分に似合うスタイルが明確になります。

資格を取得することは“ゴール”ではなく“スタート”。

色彩の専門知識を証明できる武器として、使いこなす意欲があれば、十分費用対効果に見合う投資です。

「カラーを仕事にしたい」「自分の強みをつくりたい」と考えているなら、資格を取得する価値はあります!

資格を取っても稼げないのでは?

資格を持っているだけで仕事が舞い込むわけではありません。

ただ、パーソナルカラー資格は“稼ぐための土台”になります。

たとえば個人で診断サービスを提供したり、美容師・アパレルスタッフとして提案力を高めたり、SNSやブログを使って集客・販売につなげるなど、活用の幅は広がっています。

特に近年は「似合う色を知りたい」というニーズが高まり、1回3,000~10,000円の診断料金で副業を始める人も増加中。

自分の強みや発信力と掛け合わせれば、月3〜5万円の副収入も現実的です。

資格は“ゴール”ではなく“稼ぐためのスタート”。しっかり学び、行動すれば収益化は十分可能です。

そもそもパーソナルカラー診断自体が信用できないのでは?

診断者によって結果が異なることもあるため、不安に思う方もいます。

しかし、パーソナルカラーは単なる感覚ではなく、「色彩学」や「視覚効果」に基づいた理論的な手法です。

肌の明度・彩度・黄みや青みなどを分析し、顔色や印象の変化を見ながら判断していくため、正しい知識と訓練を受けた診断士による診断であれば、一定の再現性と信頼性があります。

特に最近では、4シーズンよりも細かく分析する「16タイプ」も出てきて、より個人に合った結果が得られるようになりました。

診断結果を上手に活かせば、服選び・メイク・髪色などの迷いが減り、自分に似合うスタイルが見つかるきっかけになります。

【まとめ】パーソナルカラー資格は意味ない?

「パーソナルカラー資格は意味がない」と言われるのは、資格取得だけで収入に直結するわけではないからです。

しかし実際は、色彩理論に基づいた知識を学ぶことで、ファッション・美容・接客など幅広い場面で「提案力」や「信頼感」を高める武器になります。

今の時代は資格があるだけでは生き残れません。

活躍したり、収入を増やしている方は資格を持っていてさらに他に強みがあるはずです。

あなたがパーソナルカラーの資格を活かすためには、自ら発信したり、サービスとして提供したりする行動も必要です。SNSやブログを使って集客し、副業や本業の強みにしている方も少なくありません。

つまり「意味があるかどうか」はあなたの使い方次第。

自分らしい働き方や魅せ方を目指したい方にとって、パーソナルカラー資格は十分に価値があると言えるでしょう。

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この記事を書いた人

医療事務歴13年、1歳、4歳のママで現役医療事務。(時短勤務)
医療事務歴 正社員→派遣から正社員→パート→時短
主に病院の入院会計担当。未経験からの就職、転職などの経験を元にブログを書いています。

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