入院の医療事務を辞めたい!入院担当ならではの大変さと辞めたくなる理由は?

入院の医療事務を辞めたい!入院担当ならではの大変さと辞めたくなる理由は?

この記事でわかること

  • 入院担当の医療事務を辞めたくなる理由
  • 入院の医療事務を辞めるためにするべきこと

入院担当の医療事務をやっているあなた。外来とは違った大変さがありますよね。

わたしは入院の医療事務をしているので大変さやプレッシャーはよくわかります。

辞めたいほどつらいと思っていても人数が少なかったりして簡単には辞められませんよね。

辞めづらいのは入院担当ならではの理由があります。

その理由と対策をお伝えしていきます。

入院の医療事務って人気ないのかな?外来の人には入院やるの嫌がられるよね。

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目次

入院担当の医療事務を辞めたくなる理由とは?

入院担当の医療事務は大変だと思われているようですが、こんな理由があって大変なのです。

人数が少ない

外来の医療事務に比べて圧倒的に人数が少ない入院担当の医療事務。

そもそも入院施設がある病院にしかいないですし、病院の中でも1病棟に1~2人くらいの人員しか配置されていません。

人数が少ないということは、休みが取りづらいし、簡単に辞めることが出来ません。

そして人間関係でトラブルが起きたら最悪です。

最低限の人数で回しているので嫌な人を無視して仕事は出来ないからです。

算定が難しい

入院は外来に比べると患者さんの数が少ないですが、算定内容は濃いし、毎日の治療内容を確認する必要があるのでボリュームは多いです。

外来だったら風邪症状で来院した患者さんには風邪の薬だけで終わります。

しかし入院は違います。

肺炎で抗生剤の点滴治療で入院した患者さんがもし透析をしていれば、肺炎治療のほかに透析もするのでその算定方法も知っておかなければなりません。

手術の算定があったり、重症の患者さんは処置も多くていろんな治療を行ったり、点滴も薬も種類をたくさん使うので勉強が常に必要です。

あと、コロナの時はレセプトの一部負担金の間違いでよく返戻がありました。公費併用の記載が難しい!

入院担当の医療事務をする限り算定から逃れることはできません。

本当に嫌になっているなら違う職種に転職を考えてもいいと思います。

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請求金額が大きい

入院は外来に比べると圧倒的に患者さん一人当たりに対する請求金額が大きいです。

たまに現金支払いの患者さんの札束みてビビります。(個室代あわせて100万越えの人いた!)

レセプトの請求はもちろんですが、患者さんにもらう自己負担分の金額も大きいです。

入院すると限度額適用認定証を持参する人が多いですが、それでも計算を間違えるとかなりの金額が違ってしまいます。

さらに食事代の請求もあるので、カルテを見て食べたかどうかの確認も必要です。(昔は1食260円だったのに460円に値上がりしましたね、、、えっ!知らな、、い?)

わたしは麻酔の算定し忘れたことがあって後日患者さんに追加の一部負担金をもらったことも、、、

入院費の未払いも最近増えてきましたが、誓約書を書いてもらったり、分割支払いの相談をしたり、支払いの催促も結構な負担になっています。

看護師さんとの人間関係

看護師さん怖いですよね。(もちろん優しい看護師さんもいます!)

忙しい時の看護師さんは出来たら話したくないです、、、

よくあるのは、朝イチに請求書を出す退院する患者さんのコストもれ。

わたしが勤めている病院は出来高算定の入院基本料の病院なので、朝イチにやったことも当然算定が必要です。

血糖測定とか、点滴とか、酸素の量とか、朝イチじゃないと確認できないことを聞いただけなのに、めちゃくちゃ迷惑そうにするのはやめてほしいです、、、

電話の切り方(ガチャン!!)とかね。

朝が忙しい時間なのはわかりますけどね、患者さんが早く帰りたいって言うから急いで請求書作ってるだけなのでそんな怖い対応しなくてもよくないですか???(ただの愚痴です)

こんな感じで医療事務と看護師さんの溝は一生埋まりません!

仕事に飽きてくる

入院の算定は難しいと言われていますが、そう思うのは最初の1~2年くらいです。

何年も同じ病棟の入院会計をしていると同じことの繰り返しで飽きてきます。

入院してくる患者さんは、手術しにしても病名や手術内容はだいたい同じような人がくるんですよね。

わたしは飽きに耐えるのがなかなか出来ず転職してしまうことが多いです。

医療事務に飽きたなら違う職種に転職することもありです。

若ければ若いほど紹介してもらえる仕事は増えますしね。

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入院の医療事務を辞めるためにするべきこと

入院の医療事務を辞めるのは簡単ではありません。

しかし日頃からしっかり準備をしておけば辞めたい時に自分のタイミングで辞めることが出来ます。

自分だけしか出来ない業務を減らす

入院の医療事務は人数が少ない分抱えている仕事が多いと思います。

しかし一人で仕事を抱えていると辞めたい時にすぐに辞めることが出来ません。

そうならないために他の入院業務をしている人も同じ業務が出来るように仕事を覚えてもらいましょう。

もしくは時間があるときにマニュアルを作成するなどしてあなたがいなくても仕事が出来るようにしておくべきです。

マニュアル作成などで仕事を見直すと必要ないのにやっていた仕事も出てくるはずです。

日頃からいつ辞めてもいいように少しずつ準備をしておきましょう。

6か月前に辞めたいと伝える

職場の就業規則には3か月など、退職までの期限はもう少し早いかもしれません。

しかし、実際にあなたの代わりになる人に最低限の引継ぎをしようと思うと6か月はかかります。

募集して応募があるまでに1か月、応募から面接までに1か月、採用して入職までに1か月くらいはかかるでしょう。

そこからもし入院の医療事務未経験の採用だと引継ぎに3か月はないと厳しいです。で合計6か月。

これは順調に行った場合です。

入院の医療事務を募集するには即戦力になる経験者で募集することが多いですが、そもそも入院の医療事務の経験者は少ないので応募が来ません。

募集してから3か月経っても全然応募がないなんてことはよくあります。

応募があって採用しても、その人が在職中だと辞めるまでに3か月はかかります。

無事入職しても、仕事内容が合わなかったり人間関係が上手くいかなかったりして入ってすぐ辞めることもあります。(経験済み)

そこからまた応募してとなるので、なかなか引継ぎまでたどりつきません。

よくあるのは外来経験があって入院は未経験という人に引継ぎする場合ですが、外来と入院では少し感覚が違うようで覚えるまでに苦労している人が多い印象です。

一番手っ取り早いのは、院内の入院の医療事務経験者に引継ぎすることです。

その場合は1か月あれば引継ぎできるでしょう。

しかし、どこも人手不足の医療現場でなかなかベテランは異動出来ない可能性もあります。

とにかく引継ぎまでに時間がかかるので辞めるなら6か月前をめどに職場の上司に伝えましょう。

辞める時の伝え方を知りたいあなたにはこちらの記事がおすすめです。>>医療事務の退職理由は何が多い?辞める理由別の伝え方と注意点もお教えします!

転職先を決めてから辞めることを伝える

どうしても今の職場を辞めたいのであれば、退職の意思を伝える前に転職先を決めてしまいましょう。

入院の医療事務経験者は貴重なので「辞めたい」と言うと必ず引き止められると思いますが、転職先を決めると確実に希望の日にちで辞められます。

まずは就業規則でどれだけ前に辞めたいと伝えたらいいのかを確認しましょう。

こちらの記事を読むと退職までの流れがわかります。>>【医療事務の退職】辞め方、辞めるまでの流れを知れば円満に退職できる

そして辞めたい時期に合わせて転職活動をします。

例えば、

  • 今9月だとする
  • 翌年の3月末で辞めたい
  • 就業規則に3か月前までに伝える必要があると記載あり

12月までに転職先を決めて退職したいと伝える。そうすれば3月末の退職でも間に合います。

働きながらの転職活動は大変ですが、どうしても今の職場が嫌なのであれば少しだけがんばってみましょう。

そうしたら、半年後には確実に違う職場で働けています。

働きながら転職活動をするならリクルートエージェントに登録して仕事を紹介してもらいましょう。

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入院の医療事務を辞めたい場合のまとめ

まず、入院の医療事務は辞めるのが大変なので早め早めに行動するようにしましょう。

残る職場の人に迷惑を掛けたくない気持ちもわかりますが、完璧に引継ぎをして退職するのは無理です。

代わりの人が見つからなくても割り切って退職したほうがいいです。

職場は誰かがなんとかするようになっているので、あなたは今の職場の心配より自分の将来を優先するべきです。

労働者には退職の自由が認められているので、堂々と退職して新たな気持ちで転職先で働いていきましょう。

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医療事務をもうやりたくないあなたにおすすめのはこちらです>>【医療事務は二度とやりたくない】辞めるメリットととるべき行動は?

医療事務を辞めるか迷っているあなたにおすすめの記事>>医療事務を辞めるか迷っていると〇〇が乱れて正しい判断が出来なくなる?!

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この記事を書いた人

医療事務歴13年、1歳、4歳のママで現役医療事務。(時短勤務)
医療事務歴 正社員→派遣から正社員→パート→時短
主に病院の入院会計担当。資格なしからの就職、転職などの経験を元にブログを書いています。

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